小児科専門医試験の対策
日本小児科学会が実施する小児科専門医試験について、過去問の入手先・定番教材・勉強の進め方をまとめています。
日本小児科学会が実施する認定試験です。過去問は会員専用ページで公開されていますが、ひとつ注意点があります。
過去問は手に入るが、解答と解説はありません
学会の案内には、過去問題について「解答と解説はございません」と明記されています。
つまり、問題は手に入るが答え合わせができない状態です。眼科(正答非公表)と同じ構造で、次の進め方になります。
- 会員専用ページから過去問題を入手する
- 自分で解いてみる
- 答えは教科書・ガイドラインで確認する
「答えを覚える」勉強が成立しないため、必然的に根拠を調べる作業が中心になります。手間はかかりますが、この過程自体が定着につながります。市販の対策問題集を併用して答え合わせの精度を上げる人もいます。
過去問の使い方は 過去問の使い方。1周目と2周目で目的を変える にまとめています。
受験資格の必須項目に注意
学会は、日本専門医機構が認定した感染管理・医療倫理・医療安全に関する講習会の受講が受験資格の必須項目であると案内しています。研修期間内に受講しておく必要があります。
試験対策とは別に、期限のある手続きです。忘れると受験できません。詳細は学会の案内でご確認ください。
新制度と旧制度
小児科専門医試験には、日本専門医機構認定プログラム制(新制度)と旧制度の2つの区分があります。ご自身がどちらの対象かによって案内ページが分かれるため、申請前に必ず確認してください。
最新の案内は日本小児科学会の専門医試験ページでご確認ください。
小児科の過去問の入手方法
小児科の過去問
日本小児科学会が過去問題を会員専用ページで公開しています。閲覧には学会員としてのログインが必要です。学会の案内では「解答と解説はございません」と明記されているため、問題は手に入るが答え合わせはできません。公式テキストとガイドラインで根拠を確認しながら進める形になります。
小児科専門医試験の定番教材
小児科の受験者が実際に使っている教材です。上から優先度順に並べています。
標準小児科学
小児科領域を体系的に確認できる定番。試験範囲の骨格づくりに。
小児科診療ガイドライン ―最新の診療指針―
各学会のガイドラインを横断的に確認できます。最新の診療指針の確認に。
ネルソン小児科学
記載が詳細で、疾患の背景まで押さえたいときに。
小児科の一問一答
小児科の対策ガイド
勉強のしかた・過去問の入手方法・制度の全体像を、テーマごとにまとめています。
小児科専門医試験のよくある質問
日本小児科学会が過去問題を会員向けページで公開しています。閲覧には学会員としてのログインが必要です。
まずは医学書院の『標準小児科学』です。小児科領域を体系的に確認できる定番。試験範囲の骨格づくりに。下の「定番教材」に優先度順で並べています。
専門研修の後半は臨床がいちばん忙しい時期と重なります。まとまった時間を待つより、1回5分で終わる単位に分けて早い時期から毎日回すほうが現実的です。1日10問なら半年で1,800問になります。
多くの領域の専門医試験は相対評価で、誰も解けない奇問では差がつきません。合否を分けるのは、受験者の多くが正解する基本問題の取りこぼしです。
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