放射線科専門医試験の対策
日本医学放射線学会が実施する放射線科専門医試験について、過去問の入手先・定番教材・勉強の進め方をまとめています。
日本医学放射線学会が実施する認定試験です。学会が公表している範囲で、試験と受験資格の概要を整理します。
2026年度(第6回)放射線科専門医試験の日程
第6回日本専門医機構認定放射線科専門医認定試験は、2026年8月21日(金)・22日(土)に神戸ポートピアホテルで実施されました。出願は2026年5月1日から5月29日必着でした。
受験資格
学会の案内では、次のすべてに該当することが要件とされています。
- 日本医学放射線学会の会員であること
- 日本国の医師免許を有すること
- 医師法第3条・第4条の規定に該当しないこと
- 申請時に、初期臨床研修期間を含め5年以上の臨床経験を有すること
- 申請時に、3年以上本学会の正会員であること
- 所属する研修プログラムの管理委員会により研修修了または仮修了と判定されていること
- または学会認定の研修を3年以上行い、別に定める要件を満たすこと
2026年度(令和8年度)の合格発表
令和8年度の試験結果は、2026年8月27日に学会から公表されています。
| 試験 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 第6回 放射線科専門医認定試験 | 333 | 304 | 91.3% |
| 第3回 放射線診断専門医認定試験 | 180 | 162 | 90.0% |
| 第3回 放射線治療専門医認定試験 | 51 | 47 | 92.2% |
合格者の受験番号はPDFで公開されていますが、学会は「郵送される合否通知結果が正式のもの」としています。番号を確認できても、正式には郵送の通知をお待ちください。
発表ページは令和8年度専門医試験結果です。
前年度までの合格率
学会は毎年、試験結果を公表しています。令和7年度は次のとおりでした。
| 試験 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 第5回 放射線科専門医認定試験 | 290 | 260 | 89.7% |
| 第2回 放射線診断専門医認定試験 | 162 | 152 | 93.8% |
| 第2回 放射線治療専門医認定試験 | 55 | 52 | 94.5% |
放射線科専門医の合格率は89.7%です。19試験のなかでは合格率を継続的に公表している数少ない領域のひとつで、受験前に難易度の水準を確認できます。
受験レポートを公開しています
実際に受験した際の記録を、別記事にまとめています。105題・150分という試験の中身、過去問5年+レジデントセミナーで6〜7割という目安、分野別の得点しやすさ、使った教材とAIの使い分け、当日の流れまで書きました。
放射線科専門医試験 受験レポート|何をどれだけ勉強したか
要件・日程は年度ごとに変わります。最新の情報は日本医学放射線学会の専門医関連のお知らせでご確認ください。
放射線科の過去問の入手方法
放射線科の過去問
日本医学放射線学会が、2005年(第16回一次試験・第14回二次試験)以降の試験問題を公開しています。2021年3月に会員専用ページへ移行したため、閲覧には学会員としてのログインが必要です。
放射線科専門医試験の定番教材
放射線科の受験者が実際に使っている教材です。上から優先度順に並べています。
ジェネラリストを目指す人のための画像診断パワフルガイド
試験に出やすいキーワードが網羅されている印象で、コンパクトにまとまっています。受験レポートでも特におすすめとして挙げています。
標準放射線医学
領域全体を確認できる定番。試験範囲の骨格づくりに。
画像診断に絶対強くなるワンポイントレッスン
Keybookシリーズの著者による一冊。分野ごとの知識整理に使えます。
画像診断
「〜〜の所見がみられる疾患」の形で鑑別疾患が整理されており、該当テーマを探して参照する使い方が有効です。
放射線科の一問一答
放射線科の対策ガイド
勉強のしかた・過去問の入手方法・制度の全体像を、テーマごとにまとめています。
放射線科専門医試験のよくある質問
第6回日本専門医機構認定放射線科専門医認定試験は、2026年8月21日(金)・22日(土)に実施されました。出願は2026年5月1日から5月29日必着でした。会場は神戸ポートピアホテルです。
日本医学放射線学会が過去問題を会員向けページで公開しています。閲覧には学会員としてのログインが必要です。
まずは中外医学社の『ジェネラリストを目指す人のための画像診断パワフルガイド』です。試験に出やすいキーワードが網羅されている印象で、コンパクトにまとまっています。受験レポートでも特におすすめとして挙げています。下の「定番教材」に優先度順で並べています。
専門研修の後半は臨床がいちばん忙しい時期と重なります。まとまった時間を待つより、1回5分で終わる単位に分けて早い時期から毎日回すほうが現実的です。1日10問なら半年で1,800問になります。
多くの領域の専門医試験は相対評価で、誰も解けない奇問では差がつきません。合否を分けるのは、受験者の多くが正解する基本問題の取りこぼしです。
令和8年度の試験結果が2026年8月27日に学会から公表されました。第6回放射線科専門医認定試験は受験者333名・合格者304名で、合格率は91.3%です。あわせて放射線診断専門医(第3回)が180名中162名・90.0%、放射線治療専門医(第3回)が51名中47名・92.2%と公表されています。合格者の受験番号はPDFで公開されていますが、学会は「郵送される合否通知結果が正式のもの」としています。
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