2027年の小児科専門医試験|日程と対策スケジュール
小児科専門医試験は、日程が2年先まで告示で公表されている数少ない試験です。第7回は2027年9月4日(土)・5日(日)と決まっています。日付が分かっているぶん、逆算して組み立てられます。
ただし小児科でいちばん効くのは、筆記の勉強ではありません。症例要約30症例です。
2027年の小児科専門医試験はいつか
- 試験日(公表済み)
- 申請・書類の受付
- 日付は未公表(規則・前年実績から)
- 対策開始の目安(本サイトの試算)
- 申請・書類2027年5月ごろ未公表
- 筆記・面接2027年9月4日(土)〜2027年9月5日(日)
2026年11月5日時点。出典:日本小児科学会 専門医認定試験。日程は変更されることがあるため、出願前に必ず公式ページでご確認ください。
第7回は2027年9月4日(土)・5日(日)。第6回(2026年度)は9月5日(土)に筆記、9月6日(日)に面接で、会場は国立京都国際会館、出願は5月1日〜5月31日、受験料30,000円でした。第7回の出願期間は未公表ですが、同じなら2027年5月です。
第6回では会員歴証明書の請求が4月30日まででした。出願の受付が始まる前に締まる書類があるということです。5月になってから準備を始めると間に合いません。
合否の決まり方が、準備の順番を決める
小児科は、症例要約・筆記・面接を独立に評価し、ひとつでも基準未満なら不合格です。総合点で補えません。つまり「筆記は得意だから症例要約は適当に」が通らない試験です。
- 症例要約:30症例=10疾病分野×各2症例以上+指定疾患1つ以上
- 筆記:140題(一般A 95題+症例B 45題)
- 面接:15分・委員2名(臨床10年以上)・提出した30症例から2症例について
症例要約の採点は5項目10点満点で、簡潔さ/診断のアプローチ/治療の適切さ/IC(家族への説明)/転帰と退院後指導、の5つです。
ここが小児科対策の要点です。10点のうち4点が「家族への説明」と「退院後指導」で、この2つは面接の評価項目とほぼ重なります。症例要約を本気で書くと、そのまま面接の準備になります。逆に言えば、症例要約を機械的に埋めた人は、面接でも同じところで止まります。
いつから、何をやるか
小児科は面接があり、申請時に30症例の提出が要るため、当サイトでは試験日の12か月前からを目安にしています(学会の発表ではなく当サイトの試算です)。2027年9月の試験なら、2026年9月ごろが開始の目安です。
12〜8か月前:症例を集められるか確認する
- 10疾病分野それぞれに2症例以上あるか。足りない分野があれば、まだ経験を積める時期です
- 指定疾患を1つ以上含んでいるか
- 会員歴証明書など、出願より前に締まる書類の期限を確認する
この時期に「分野が足りない」と気づけば手が打てます。4月に気づいても打てません。
8〜4か月前:症例要約を書く
30症例を、採点表の5項目を意識して書きます。特にICと退院後指導は、カルテの記載をそのまま写すのではなく、家族に何をどう説明し、退院後に何を指導したかを自分の言葉で書けるようにしておきます。面接でそのまま聞かれます。
4〜1か月前:筆記
一般A 95題と症例B 45題。症例問題は、自分が書いた30症例と同じ思考の順序で解けます。症例要約を書き切った人は、ここで有利になります。
過去問は学会の会員ページにありますが、解答と解説は付いていません。根拠を自分で確かめる前提で進める必要があります。
直前〜当日
面接は提出した30症例から2症例について聞かれます。どの症例を聞かれてもいいように、30症例すべてを自分で説明できる状態にしておきます。書いてから半年経つと、細部を忘れています。
小児科で定番の教材
この試験で定番の教材
学会・出版社が発行する、受験者がまず手に取る教材です。
標準小児科学
小児科領域を体系的に確認できる定番。試験範囲の骨格づくりに。
小児科診療ガイドライン ―最新の診療指針―
各学会のガイドラインを横断的に確認できます。最新の診療指針の確認に。
ネルソン小児科学
記載が詳細で、疾患の背景まで押さえたいときに。
よくある質問
第7回の日程は確定ですか
2027年9月4日(土)・5日(日)と告示で公表されています。出願期間は本ページ作成時点で未公表です。
症例要約は何症例必要ですか
30症例です。10疾病分野×各2症例以上に、指定疾患を1つ以上含める必要があります。
筆記ができれば受かりますか
いいえ。症例要約・筆記・面接を独立に評価し、ひとつでも基準未満なら不合格です。
面接では何を聞かれますか
提出した30症例から2症例について、15分・委員2名(臨床10年以上)で行われます。到達目標第7版のレベルBが基準です。
過去問に解答はありますか
学会の会員ページに過去問はありますが、解答と解説は付いていません。小児科専門医試験のページに入手先と教材をまとめています。
基本領域19科と総合内科の、申請期間・試験日・合格発表を一次資料から一覧にしました。2027年の日付がすでに公表されているのは脳神経外科・整形外科・小児科・形成外科・麻酔科の5つです。
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