2027年の麻酔科専門医試験|日程と対策スケジュール
麻酔科専門医認定試験は、筆記試験と口頭試験が1か月以上離れて行われます。第66回は口頭試験の日程だけが先に公表されていて、筆記はまだ出ていません。先に決まっているのが後半だというのは、準備の組み方に効いてきます。
2027年の麻酔科専門医試験はいつか
- 試験日(公表済み)
- 申請・書類の受付
- 日付は未公表(規則・前年実績から)
- 対策開始の目安(本サイトの試算)
- 筆記(PC受験)2027年9月ごろ未公表
- 口頭試験2027年11月10日(水)〜2027年11月14日(日)
2026年11月5日時点。出典:日本麻酔科学会。日程は変更されることがあるため、出願前に必ず公式ページでご確認ください。
確定しているのは口頭試験の2027年11月10日(水)〜14日(日)だけです。筆記は第65回が2026年9月27日(日)だったので、図では9月ごろに置いています。公表され次第ずれる可能性があります。
口頭試験の会場は神戸1会場のみで、5日間のうちどの日になるかは受験人数により調整のうえ決定されます。遠方から受ける場合、日程が確定するまで宿泊と勤務調整を確定できない点に注意してください。
申込でいちばん落とすところ
麻酔科で最も多いつまずきは、試験の中身ではなく申込です。
筆記試験と口頭・実技試験は申込区分が分かれています。両方申し込まないと、片方しか受けられません。 片方だけ申し込んだ状態に気づかないまま筆記を受け、口頭が受けられないという事故が起こり得ます。申込画面で両方にチェックが入っているかを、送信前に必ず確認してください。
もうひとつ、2026年度(第65回)から筆記がPC受験に変わりました。紙の試験ではないので、当日の操作に慣れていないと、分かる問題で時間を落とします。
いつから、何をやるか
麻酔科は口頭試験と実技があるため、当サイトでは試験日の12か月前からを目安に置いています(学会の発表ではなく当サイトの試算です)。口頭試験の日程から逆算すると、2026年11月ごろが開始の目安になります。
12〜9か月前:申込区分と出せる症例の確認
- 申込区分(筆記/口頭・実技)の両方を出す前提でスケジュールを組む
- 受験資格の要件を満たしているかを先に確認する。ここが足りないと、その年は勉強しても受けられない
- 口頭で聞かれうる自分の症例を、分野が偏っていないか見直す
9〜4か月前:筆記の土台をつくる
過去問から入り、分からなかったところを成書に戻す往復を繰り返します。麻酔科は令和4年度の受験者697名に対して合格率71.6%で、19の基本領域のなかでは低い水準です。「臨床ができていれば通る」試験ではありません。
4〜1か月前:PC受験の形式に慣れる
出題形式そのものより、画面で読んで画面で答える速度に慣れておきます。紙で解いていたときと同じペース配分では足りないことがあります。
筆記のあと〜口頭まで
第65回は筆記が9月27日、口頭が10月23〜25日で、間は4週間弱でした。第66回は筆記が9月なら口頭の11月10日まで6〜7週間あります。この期間が口頭の本番準備です。 筆記が終わってから始めても間に合う長さですが、何も決めずに入ると空転します。筆記直前の段階で、口頭で話す症例の候補だけは決めておいてください。
麻酔科で定番の教材
この試験で定番の教材
学会・出版社が発行する、受験者がまず手に取る教材です。
麻酔科医のための教育ガイドライン 改訂第4版
会告に「試験の出題範囲は教育ガイドライン改訂第4版の内容です」と明記されています。学会サイトでPDFが無料公開されているため、まずここで範囲の輪郭を掴むのが確実です。
標準麻酔科学
麻酔管理の基礎から体系的に整理できます。
ミラー麻酔科学
記載が詳細で、根拠まで確認したいときの基準書。
麻酔科学レビュー
トピックの更新を追うのに便利。年次で刊行されます。
周術期管理チームテキスト
学会が編集するテキスト。口頭試験では知識を自分の言葉で説明する必要があるため、周術期の流れを筋道立てて整理しておくのに向いています。
麻酔科の人が一緒に受ける試験
基本領域の試験とは別に、麻酔科領域にはサブスペシャルティの試験がいくつもあります。実施主体が違うので、日程が基本領域とぶつかることがあります。
JB-POT(周術期経食道心エコー認定試験) — 第23回は2026年11月14日(土)、受付11:30・開始13:00・約4時間のCBT。会場はベルサール東京日本橋(344名)と千里ライフサイエンスセンター(312名)。申込は2026年8月3日15:00〜10月14日23:59でした。定員制でキャンセル待ちがあります。 受験料49,500円、合格証発行料11,000円。構成はビデオ選択式 約40症例を100分と、文章選択式 約80題を120分です。
集中治療専門医 — 2026年の筆記は10月17日(土)、受付11:00・試験12:00〜14:30。新規申請は機構認定が6月1日〜6月30日、学会認定が4月1日〜4月30日でした。学会認定は2027年度までです。
ペインクリニック専門医 — 筆記試験・口頭試問は毎年1月の第2土曜日と規則で定められています。2027年はこの規則だと1月9日(土)にあたりますが、学会が日付として公表したものではありません。
心臓血管麻酔専門医 — 申込は毎年4月1日〜4月30日、申請書類は4月1日〜5月31日着。試験日は本ページ作成時点で取得できていません。
麻酔科専門医の口頭試験が11月、JB-POTが11月、ペインクリニックが1月と、秋から冬に固まります。同じ年に複数を受けるなら、春の時点で優先順位を決めておいたほうがいいです。
よくある質問
第66回の筆記はいつですか
本ページ作成時点で未公表です。第65回が2026年9月27日(日)だったため9月ごろと見込んでいますが、確定ではありません。日本麻酔科学会の公式ページでご確認ください。
筆記と口頭は別に申し込むのですか
はい。申込区分が分かれており、両方申し込まないと片方しか受けられません。
口頭試験の日はいつ分かりますか
口頭試験は2027年11月10日(水)〜14日(日)の期間で実施され、どの日になるかは受験人数により調整のうえ決定されます。会場は神戸1会場のみです。
対策はいつから始めればいいですか
当サイトでは試験日の12か月前を目安にしています。口頭試問と実技があり、受験資格や症例の確認を先にやる必要があるためです。これは学会の発表ではなく当サイトの試算です。
過去問はどこで手に入りますか
麻酔科専門医試験のページに、過去問の入手先と定番教材をまとめています。
基本領域19科と総合内科の、申請期間・試験日・合格発表を一次資料から一覧にしました。2027年の日付がすでに公表されているのは脳神経外科・整形外科・小児科・形成外科・麻酔科の5つです。
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