当直明けに勉強できないとき、休むべきか回すべきか

2026-08-22
まとまった時間は来ない、を出発点にする。1回5分で完結し、中断されても再開できる形に分割する方法。
この記事は次のガイドの一部です 専門医試験の勉強法【完全ガイド】

専門医試験を受ける時期は、多くの場合いちばん忙しい時期と重なります。ここで立てた「週末にまとめてやる」という計画は、当直・急変・学会準備で簡単に崩れます。

崩れない計画を作るには、前提を変える必要があります。

まとまった時間は来ない、を出発点にする

「時間ができたら本腰を入れる」という発想でいる限り、着手は先送りされ続けます。専門研修の後半で、安定してまとまった時間が取れる人はほとんどいません。

現実的な設計はこうです。

  • 1回あたり5分以内で完結する
  • 中断されても再開コストがゼロ
  • 何をやるかをその場で考えなくていい

この3つを満たせば、外来の合間でも、当直明けの帰り道でも消化できます。

5分の積み上げは侮れない

1日10問を続けた場合の総量です。

期間問題数
1か月300問
3か月900問
6か月1,800問
1年3,650問

まとまった時間を待って結局ゼロだった週と比べれば、差は歴然です。しかも間隔をあけて繰り返しているので、同じ問題数でも定着の質が違います。

スキマ時間の具体的な候補

  • 外来と外来の間の数分
  • 電子カルテの起動待ち・検査待ち
  • 通勤の電車内
  • 当直室で横になる前の数分
  • 昼食の待ち時間

いずれも「机に向かう」体勢ではありません。だからこそ、スマホで完結する形式である必要があります。参考書を開く必要がある教材は、この時間帯には使えません。

「今日やる分」を考えさせない

継続を妨げる最大の要因は、実は問題を解く負荷ではなく、何をやるか決める負荷です。

教材を開いて、どこまでやったか確認して、今日はどの範囲にするか決める——この一連の作業だけで、疲れているときは着手をやめてしまいます。

解決策は、向こうから届くようにすることです。通知が来て、開いたらもう今日の10問が並んでいる。決める作業がなければ、着手のハードルはほぼゼロになります。

スキマ時間の使い方は、勉強法全体の一部です。全体の順序は 専門医試験の勉強法【完全ガイド】 にまとめています。

続かない日があってもいい設計に

それでも、どうしても無理な日はあります。そこで自己嫌悪になって離脱するのが、いちばんもったいないパターンです。

当サイトのLINEでは、「今日はスキップ」「一旦停止」「再開」を選べます。試験が終わったあとにブロックせず済むよう、止められる設計にしてあります。続けることより、やめずに済むことを優先してください。

出典

  • 当サイトのLINE配信の実装仕様(1日10問/復習期限が来た問題を優先し新問で補充/「今日はスキップ」「一旦停止」「再開」を受信者側で選択可能。2026年9月時点)
まとめて読む 専門医試験の勉強法【完全ガイド】

限られた時間で専門医試験を通過するための考え方と回し方。基本問題の優先、想起練習、忘却曲線に沿った復習、スキマ時間の設計、直前1か月の詰め方までまとめました。

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